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国立劇場「文化デジタルライブラリー」コンテンツリリースのお知らせ

国立劇場の「文化デジタルライブラリー」のウェブコンテンツ二本が、4月1日にリリースされました。どちらも日本の伝統芸能を扱っていますが、動画やFlashなども絡めて、誰にでも興味を持っていただける作りになっていますので、どうぞご覧いただければと思います。  
文化デジタルライブラリー ■文化デジタルライブラリー http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/
  ・「歌舞伎編 鶴屋南北」 上記サイトから「学ぶ」→「歌舞伎編」→『鶴屋南北』 ・「文楽編 作品解説」 上記サイトから「学ぶ」→「文楽編」→『作品解説』

●歌舞伎編:鶴屋南北

「東海道四谷怪談」といえば、日本のホラーの定番。この有名な怪談劇をはじめ、数々の名作を書いた四代目・鶴屋南北は、歌舞伎に新しい流れを生み出した江戸後期の狂言作者です。 早替わりや戸板返しといった仕掛け(ケレン)や、まったく異なるいくつかの物語を一つの戯曲に組み合わせる作劇手法(ないまぜ)など、たくさんの趣向にあふれたその作品は、歌舞伎の枠を超えて、さまざまな舞台や映画、小説等で今も繰り返し取りあげられています。 その名を襲名して、ちょうど二百年。ますます輝きを増してくる鶴屋南北を、その生涯や時代背景、関わりのあった俳優や作者たち、劇作の特色や主要作品の解説などを通して、わかりやすく描くコンテンツです。

●文楽編:作品解説『伊賀越道中双六』・『新版歌祭文』

三味線の響きと太夫の語りに乗せて、三人がかりで一体の人形を操る人形浄瑠璃・文楽。 よく知られた荒木又右衛門の仇討ち話を題材に、東海道を双六に見立て、夫婦・親子・兄妹の情愛とともにロードムービーのように描く『伊賀越道中双六』。 商人の街・大坂で起きた油屋の娘と丁稚の心中事件を題材に、人気のあった野崎参りの風物を背景として、二人の娘のひたむきな恋を描くラブストーリー『新版歌祭文』。 江戸中期の対照的な名作二編を通して、文楽の魅力をわかりやすく伝えるコンテンツです。